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名作「地球へ…」のAmazonセールは著者に無許可だった・・。これを機に「電子書籍」の印税を知ろう

2019-09-08

こんにちは、とびうおです。

竹宮恵子先生著の漫画「地球へ…」が、AmazonのKindleストアにて期間限定で「11円」という衝撃の安さでセールを行っていました。(現在は終了しています)

私もこの機に購入したひとりなのですが、実はこのセール、著者である竹宮先生には無許可で行われていたとのこと。

少し疑問に思ったこともあるので、電子書籍」の印税について調べてみました。

 



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Kindleストア「地球へ…」が無許可でセール販売されていた

無許可について報じたニュース

今回、この事を知るきっかけとなったニュースはガジェット通信。

名作SF漫画「地球へ…」1冊11円のKindleセールは無許可だった? 作者・竹宮惠子さん抗議のツイートに注目あつまる | ガジェット通信 GetNews
名作SF漫画「地球へ…」1冊11円のKindleセールは無許可だった? 作者・竹宮惠子さん抗議のツイートに注目あつまる | ガジェット通信 GetNews

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私もこのKndleストアのセールで購入したひとりです。

以前から「地球へ…」は知っており、いつか読もうかなと思っていたので今回のセールに両手をあげて喜びました。

この価格に「なぜこんなに安いのか?」といった疑問は持ちましたが、たまにKindleストアではこのようなセールを行うので、そのひとつだと認識していました。

 

ニュースを見た私の疑問・・

初め、このニュースを見たときに「著者に許可を取る必要があるのか?」といった疑問が浮かびました。

「セールというものは販売しているお店が独断でやっていいものではないか」「著者に許可を取らなければいけない理由はなんだろう、作品の価値が下がるといったことだろうか?」

とも思い、Kindle側には落ち度はないと。

そう思ってたのです・・

 

電子書籍の印税について

Kindleストアの場合

調べてみると、Kindleストアの場合印税収入は

  • 売上に対する35% または 70%(専売か否かで変わる模様)
  • Kidle Unlimiterd(読み放題サービス)で読まれたページ数
  • Kindleオーナーライブラリでのダウンロード数

の3つに分かれるそうです。

今回のセール「11円」で販売された件については、1つめの「売上に対する35% または 70%」が該当しますね。

私が誤っていた点が、「セールで値引きされた分はAmazonが補填している」という認識です。

要はAmazonの利益分度外視で、今回の「11円セール」を行ったのだとうと、他の作品の購入に繋げるためのプロモーションだろうと思っていたのです。

けれど、実際は「セールで値引きされた分、著者の利益が減る」というものでした。

今回、「11円」で販売されていたので、印税収入は3.85円です(35%計算)。正規の価格216円であれば、75.6円です。

Amazonと出版社、作者との契約がどのようになっているかは分かりませんが、セール価格が著者の印税収入に影響するのであれば、事前に許可をとるというのは必要なことですよね。

 

電子書籍化の恩恵

電子書籍に関しては、その作品の著者にとって、いくつか課題を抱えているようです。

  • 先ほども述べたとおり、電子書籍の売り方のせいで印税収入が減る可能性がある点(※)
  • 重版する条件に、電子書籍の売り上げが含まれない点(※)

※すべての電子書籍販売・出版社についてそうだと言っているわけではありません

買う側にとっては電子書籍はとても便利で、私も利用することが多いですが、このような課題がまだあることは忘れずにいたいと思います。

クリエイターの方々が適切な報酬を得られていないのだとしたら、その仕組みを変えていって欲しいと思います。

 

おわりに

今回は「電子書籍」の印税について調べてみました。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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